今日は龍村周さんが開催している個展に伺いました。

錦の織物伝統作家 龍村周個展 〜吉祥を織る 縁起物づくし〜

と題された個展。表参道から徒歩で少し、赤レンガのマンション内のギャルリーワッツで13日まで開催されています。(19:00まで。最終日は17:00まで。)

もうね、凄くモダンで伝統です。帯、織物の額装、書、小物…小さな空間に龍村周さんの芸術世界が展開されています。小さい空間ですけれど、織物の美を是非見に行ってほしい。それに一つ一つに物語があるのを是非周さんから直接聞いてください。雷紋を守りつつ馬を現したモダンな帯や、ポーランドの塩窟のきらめきを折りで表現した額装作品。オートクチュールにも技術を提供する、世界に誇る日本伝統工芸の力を見ることが出来ます。

写真にとると見えない糸の運び屋や折繊細なの技術は本物を直接見ていただかないと…とはいいつつ例えばこれ

コクーンというタイトルの帯。丸が繭を現し、放射状のものは緋！写真の右下に見えるのが実物の緋です。繭の間には糸車。美しい手織りの帯です…

実はその横の小さい子

この子は泊の織物のクラッチ！存在感も抜群で、和にも洋にもぴったりでした。チェーンが付いていて肩にかけられるようになっています。

こちら周さんがお持ちの手織りのバッグは鹿鳴館で流行った形を復刻したのだそうです。

私が一番好きな亀のモチーフの織物。ステンドグラスがイメージされています。いつかはこの帯をしめて、海外で日本歌曲を歌いたいな〜♪ということで記念にパチリ！

今日はここに来る前に平河天満宮に初詣。茅の輪くぐりをして来ました。

おみくじは吉。願いが叶いますように！

見に行った近所の山下書店では私の本がPOP付きで平積みされていました。「もしドラ」続編の「もしイノ」の横に！良い本なのでたくさん売れますように♪ …実は私には印税は一銭も入らなくて、全部グロービスのものになっちゃうんですけどね〜(^.^)