まずは試演会のトスカについて

11月21日以降のことを振り返っていくつか投稿しようかな、、、と思います。

まずは、国立音楽大学のオペラ研究所の試演会が12月4日にありました。
私がやったのはトスカの1幕の二重唱。
どんなシーンかと言うと、、、

トスカは、恋人の画家、カヴァラドッシが書いてる絵を見て、絵の女性とカヴァラドッシの浮気を疑い、大いに嫉妬に狂う。しかし、カヴァラドッシに「浮気はしていない。君が好きだ!」と言われ(ただし何回も高い音使って言わせるんですが。)て満足して帰る。

というシーン。
本当にオペラってこうやって書いちゃうと身も蓋もないですね。でも、そこに素晴らしい音楽があるから、こういった「おいおい」というシーンも、日常の何気ないシーンもすべてが深い人間ドラマになる。

いずれにせよ、一流の歌、演出、ピアノ、指揮の先生のご指導のもと、本格的な演出付きの試演の初体験!恵まれた環境でした。とても楽しかった!
なんというか、まぁ、トスカって面倒くさい女だわーと思いながら、でも私こういうことやらかしてみたいかも。嫌いじゃないかも。いや、好きかも。と、練習を重ねるにつれ心境は変化し、最後はいつか誰かにやって見たいわね。と思ってやってました~♪

でね、でね、結論として、、、先生方始め、色々な皆さまに、本当に本当にたくさん褒めていただいたんです。
それが、すごくうれしかった。

もちろん、やってみて、課題も色々見えました。ここだな、こういうところが足りないな、と。。。また先に進める幸せと、素敵な仲間に囲まれてこの日を迎えられた喜びを感じながら、その日は玉川上水で夜中まで飲んだくれていたのでした。家までのタクシー代が確か1万5千円でした。すっごい気をつけよう。終電は逃さないようにしよう、と心に誓った日でもありました。
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