年に一回くらいはコンクールを受けないといけないと思っています。
っていうのはあの変な緊張感で、短い時間で自分の歌をきっちり表現する練習って、コンクールじゃないと私はできないから。
だって、オーディションとかをうける類ではないですし、音楽大学で試験とか受けてきたわけでもないですからね。圧倒的に「一時の集中力」みたいのを養成する機会に欠けているのです。
マラソンの川内選手が、自分は実業団の選手のようにトレーナーがついてるわけじゃないから、データを取るために練習として試合に出る、っていうようなことを言っていたのですが、そうそう、そうなんですよね~、それとおんなじです。私にとってコンクールってやつは。
年は食ってますが、私はまだまだ技術など足りないところだらけで、よいコンクールでよい評価をいただけるような歌を歌うには正直まだまだなんですけれど、それでもできる物には挑戦しておかないと。
というわけで、受けてきましたコンクール。アリア部門と歌曲部門。アリア部門はダメモトですが、歌曲部門は昨年、東日本准本選入賞の次点で本選いけなかったのでちょっと、ちゃんとしようと。
会社もお休み貰って、限られた時間ではあったけれどできることはちゃんとやって行ったのですが、あーあ、なんで「人に評価される、ドキドキ」と思ってしまうと、いつもできていることができないのでしょうね。本当に集中力不足、実力不足を痛感しました。
それでも、今回は、なんとか歌曲部門で准本選の奨励賞はいただいたので、ちょっと進歩です。けれど、そうなってみると、、、もうひと頑張りして(あと二人!)入賞できてたら本選にいけたのに、、、あー、ちゃんと歌えていたらなぁ、と後悔が募りホント悔しくて残念。
もっとも、できるはずのことができなかったのはつまりは実力不足なので、来年また挑戦しよう!だって少なくとも今回は一歩前進したのですから。