兄が兄であり続ける偉大さ

私は一人っ子なのだが、自他ともに認める、、、家族も公認の「兄」が二人いる。

19歳の時に出会った、大学のサークルが一緒で、偶然実家も歩いて5分のご近所。一人っ子同士で、成人式にも一緒に行ってもらった3カ月だけお兄さんの先輩。これが一人目の兄。
そして、24歳の時に、その兄が素敵な奥様と結婚。その結婚式の二次会の司会を一緒にやったのがもう一人の兄だ。兄同士もそんなわけで仲良しなので、年に何回かは3人でご飯を食べに行く。

昨日は、珍しく間があいて、一年ぶりに3人でご飯!の日だった。
兄たちはやはり素晴らしく兄たちだった。一人は世界で超一流のコンサルティングファームで数年前にパートナーになり、活躍している。もう一人も日本を代表する、優秀な人材が集まることで有名な企業で、同期トップの出世頭。二人の役職が凄いってのも、そりゃすごいんだけど、それは本質じゃなくて。
二人とも超ジェントルマンで、お酒も食べ物も私以上に詳しいから、私が口出しする必要がまったく無い!ずっと女性らしくふるまっていればいい。それに私よりお酒も強いから、本当に心おきなく飲んで楽しめるってのも凄いことだけれど。。。それにもちろん、何を話していても、彼らなりの視点でちゃんとした素晴らしい意見をもっているから話をしているだけで、成長できるなぁって思えるんだけど、、、そういうのは、もちろん、本当にすごいんだけど、なんというか、まぁ、ほかの友人でもそういう人はいるっちゃいる。

私は、二人が一番凄いのは何より、素敵なオーラがあることだと思っている。彼らを知らない人でも「この人は一つ違うな」って思っちゃうオーラ。自分に自信もあるし、謙虚でもあるしっていう過不足ない等身大の自己を知っている人しかもっていないオーラだと思うんだけど。そして二人で競い合うようにそのオーラがどんどん大きくなってきている。昨日も凄い光背が二人にはちらちらしていて、見ている私はとても幸せだった。

偶然、ご飯食べていたレストランは、まぁいわゆる一流店の有名どころ。だけど使い勝手いいのでよくお世話になっています。サービスも素晴らしく、いわゆる客層のいい店なんだけど。。。昨日も、兄の一人と同業他社の同じ役職の人が偶然来ていた(、、、これまた私の知り合いだったのだけど。)しかし、色々知っている(兄のうち一人も店の常連だったので)お店の人が思わず、こっそり私に「同じお仕事なのに、貫禄が全然違いますね。。。」と言ってしまう兄の存在感とオーラ。そしてやっぱりタダものに見えないもう一人の兄には、お店を出る際に、特別なカードがそっと差し出されておりました。一流のお店の人は、一瞬で人を見切るってのが私の持論。あのお店にはいろんな人、、、世界でも名の知られたかたとかも。。。連れていったけれど、昨日の二人が今までで一番感銘を与えていたな。さすがのオーラとセンス。

20代の前半も終わらないうちに出会った兄たち。はっきりいってお互い海のものになるとも山のものになるともわからないような時に出会ったのに、およそそれから2倍の人生を経てもなお、私の前で二人は輝き続けてくれている。そんな兄たちに、「大丈夫。武井もよくやってると思うよ!」って言われると、まだまだ私も大丈夫だ、と心から思える。
偉大な兄がすごいスピードで成長し続けて偉大であり続けてくれているんだもの。私も、その少し後ろを、ちょっとも離されないように全力で走ってついていきたい。

写真は昨日のお店で食後に飲ませていただく化粧瓶のようなボトルに入ったラタフィア。このラタフィア、本当においしくて大好き!昨日も二杯いただいてしまいました!
20130422_221214